Gratoで使用している天然ヘナは ハナヘナ
今まで、他の美容室やご自身でヘナを経験したことのあるお客様も、
ハナヘナをすると 今までのヘナと全然違う♪と感じていただけてるようです。
今回はハナヘナがどういう物か? ヘナはどんなところで栽培され、作られているか? を見ていきましょう♪
以前のブログ → 山形市美容室 Grato HairMake 天然ヘナ&縮毛矯正&ストデジ
ハナヘナ&Do-S オンラインショップ → http://hena-grato.shop-pro.jp
ハナヘナの講習&卸販売について→ https://www.grato-hair.com/yamagata/?p=1026
ハナヘナのヘナのこと。
ハナヘナの商品名で言えば ナチュラル
ヘンナ(ヘナ)
ミソハギ科の植物の名。和名は、指甲花(シコウカ)・ツマクレナイノキ・エジプトイボタノキ。学名は、Lawsonia inermis。主に、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブである。
ヘナは 乾燥させたヘナ葉を粉末にしたもの。
クリーム状だったり、シャンプーに配合されてるものもドラッグストア等で売ってますが
あれはとても ”ヘナ”とは呼べません。イメージ利用だけですね。
ヘナの粉末をお湯で溶いて ペースト状にして髪にのせます
ヘナの葉にはローソンという色素があり 白毛に染めると オレンジ色に
ヘナ といったらオレンジ色☆ (コレ絶対。)
さすがに白髪がオレンジ色ではチョット・・
という方にはインディゴ(インド藍)をミックスしてブラウンに染めます。
配合比率によって 色の出方にも違いが。
一度で真っ黒になる、短時間で濃く染まるヘナは ケミカルヘナと呼ばれ
天然のヘナとは全くの別物になります。
(当店ではケミカルヘナは使用しておりません。)
ケミカルだと理解した上で使うならば良いのですが・・・
肌の弱い人、ジアミンアレルギーをお持ちでヘナを使用予定の方は
しっかり確認の上 ご注意ください。
天然ヘナは 自ら脂質も持っていて この脂質が髪に艶を与え、上質な手触りに♪
表面に浮いてるのがヘナオイル
黒髪の方でもヘナを繰り返すと ほんのり明るく♪
白髪の部分はしっかりオレンジ色に♪
ヘナは 黒い髪を明るくする事はできません・・
白髪を真っ黒に染める事も出来ません・・
ヘアカラーなどから比べると時間もかかります・・
ハイダメージの方は 最初キシミが強い場合があります・・
それでも
ヘナの持つ 髪の毛を強くする効果や髪の艶感、肌への刺激の無さ など
ヘナのもたらす髪への効果と魅力は とても多いものです♪
でなきゃ 5000年も使われ続けてないですしね♪
では ハナヘナの故郷 インド へ行ってみましょう
これが ヘナの畑
インドの北西 ラジャスタン州はソジャットにあります
ヘナ畑に行くと、そこは見渡す限り 一面 ヘナだらけ。
もちろん、無農薬・無肥料。
っていうか こんな果てなく広いヘナ畑じゃそんなの当たり前ですね。。
行けばわかります。
こんな広いヘナ畑を年2回、 機械ではなく人の手で刈り取ります
僕も刈り取り体験してきましたが 大変です(; ^ω^)
天日で乾燥させ、、
インド政府が管理するヘナのマーケットに集められます
なので、
『うちのメーカーのヘナは特別に契約した農家です』
ってのはありえないんですw
更に細かい枝なども取り除く手選別作業
ハナヘナが国内初の手選別ヘナです (写真の葉はインディゴ葉)
この作業を入れる事で、より色素の濃い ヘナパウダーができるわけですね♪
その後 製粉する機械にてパウダーに製粉した後も 篩にかける徹底ぶり
そして袋詰め作業
キチッとマスクと帽子、作業着を着て作業をしていますね
実はこれもインドのヘナ工場では珍しい事。
ハナヘナを作るKEO社はその辺りも徹底してくれてます。
最後のパウチもいれると 3重がさねのパッキング作業
ハナヘナの完成♪
僕らが使ってるハナヘナは
これだけ多くの人の手を経て作られています。
ハナヘナを作った岡本氏の 願い・・・
インドでヘナに関わるすべての人に安定した仕事を与えるため。
僕の提携するファクトリーはインド人に無理な交渉をせず、
大幅な利益もとらず、そのファクトリーに関わってる人たちの安定を守ってます。
大手メーカーではできない、現地への配慮。
売る側にも仕入れる側にもきちんとしたモラルでビジネスを実現させています。
日本でヘナを愛好しているみなさんにお願いがあります。
変な言い方ですが、どうせヘナを使うならうちのヘナを使ってください。
そして、ハナヘナのテーマである 人が草に合わせる
ただの葉っぱ ”ヘナ” と ただの葉っぱ “インディゴ” だけ使い
それ以上は何も求めないわけです。
自然の産物を使い、自然にそのまま返す。
人の都合で合わせるなら、無理に葉っぱに頼る必要はないんですね。
自身の都合に合わせるなら、ケミカル染料を少量使えば、希望の色が
表現できます。
ハナヘナは、ヘナとインディゴのみ。
これに合わせてくれる人は、どうぞ楽しんでやってください♪
Gratoでは こんなことも心に留めつつ ハナヘナを提供しております♪
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